今治市吉海町で、コワーキングスペース「LLACハウス㏌しまなみ」がオープンするにあたり、石碑のご依頼をいただきました。
こんにちは。愛媛県内を中心にお墓の仕事をしています、青山今治店の村上です。
今回は、今治市吉海町にコワーキングスペース「LLACハウ㏌しまなみ」がオープンし、その出資者のアドレスを刻む石碑制作のご依頼をいただきましたのでご紹介させていただきます。
完成した石碑
石碑 / 大島石
LLACハウスとは
【LLACハウスコンセプト】
『「本・人・旅」を通して「新しい自分」に出会う場所』
【建築の目的】
LLACハウスは「生き方の選択肢を広げるサードプレイス」として建設されました。
LLACファウンダーのしゅうへいが、東京で抑うつになり借金を抱えて瀬戸内の島に帰った後、仕事の選択肢の少なさから「どう島で生きていいか悩んだ」というのが原体験となっています。
「スマホに流れてくる情報が全てではない」と知りながら、情報過多の時代に「ライフスタイルの窮屈さ」を感じている人は少なくありません。
家や職場を離れて「いつもの自分」と距離を置く。アルゴリズムの「オススメ」から逃げられる空間。島の人だけではなく、旅の目的地としても機能する「居場所」として設計しています。
「島をひとつの家にする」イメージで、地方創生の新しいモデルケースにしていきます。
LLAC公式サイトより引用https://www.llac.fun/
現場作業の様子
カニクレーンを使用し、1本1本設置場所を確認しながら施工していきます。
根石の上に石碑を置き、約40㎝埋めて鉄筋入りのセメントを打設しました。
一番手前が会社名やイラストが描かれた石碑で、後ろの2本が出資者のアドレスが彫刻された石碑です。
完成!!
LLACハウスまでのアプローチ横に設置させていただきました。
見る方によって色々な想像がふくらむように、石碑の高さはあえて変えています。
石碑の下にはゴロタ石を並べました。
雰囲気も良くなりますが、土の跳ね返りを抑える効果も有ります。
彫刻した文字は、一番高い所で足元から約100㎝~120㎝程に設計され、小さい子供さんの目線になるよう工夫されています。
出資者のアドレスは300名分有り、1本に裏表で150名分彫刻させていただきました。
完成を見ていただいたお客様からも大変お喜びいただきました。
夜になると、スポットライトが当たりまた違った雰囲気が見れます。
国道317号線沿いにあるので、たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。
完成後の感想
彫刻内容やどのような石碑にするかなど、お客様のご要望やご予算にお応えできるよう試行錯誤しながら無事に完成する事が出来ました。
お客様にもお喜びいただく事ができ大変嬉しく思います。
また、この様なご縁をいただけた事に感謝致します。
お困りごとなどございましたらいつでもご相談下さい。
今後とも末永く宜しくお願い致します。