今治市営大谷墓園墓地5区にて、巻石ズレ直しのご依頼をいただきました。

こんにちは。愛媛県内を中心にお墓の仕事をしています、青山今治店の村上です。

今回は、今治市営大谷墓園墓地5区にて、巻石ズレ直しのご依頼をいただきましたのでご紹介致します。

 

改修前後

巻石ズレ直し / 免震用連結金具

【敷地:約2m×約2m】

ご相談の経緯と墓所の様子

お客様はお墓参りに行かれる度に、巻石がズレていることがずっと気になっていたそうです。

また、花立や供物の隙間も気になっているそうで「一度墓石を見てほしい。」と、ご依頼をいただきました。

 

大谷墓園墓地5区に有る4㎡の敷地です。

 

右側の巻石がズレて、天端のセメントに隙間が出来ていました。

右隣には墓石が無い為、大きい地震がきたら巻石が倒れる心配も有ります。

 

お客様が心配されていた花立や供物の隙間です。

写真では分かりにくいですが、雨水が流れ込むほどの隙間でした。

 

納骨室に繋がっている部分ですので、お客様よりご了解いただき納骨室内も確認させていただきました。

幸い納骨室内には水も溜まっていない状況でお客様も「ずっと心配していたので良かったです。」と、安心して下さったご様子でした。

 

現場作業の様子

巻石を外し、石の接地面に強力接着剤を塗布している様子です。

 

免震用金具を施工する為の穴をあけ、巻石同士を金具と強力接着剤で固定しました。

 

前後それぞれ同じ様に固定させていただきました。

 

最後はセメントを流し込み、より強固な土台に改修出来ました。

 

セメントが乾いた後に玉砂利を敷き均し完成です。

 

同時進行で、花立や供物の隙間もコーキング材で目地を入れました。

 

その他に問題がない事を確認し、お客様に完了のご報告をさせていただきました。

お客様からは「これで安心出来ました。早急な対応ありがとうございました。」と、御礼のお言葉をいただく事が出来ました。

 

改修工事後の感想

お墓は長く同じ場所にある為、セメントやコーキング材の経年劣化で隙間が出来たり、現在の様に免震施工をされいない墓石はズレが生じる事が有ります。

少しの隙間やズレが、結果的に重大な損傷に繋がる恐れもあります。

以前から気になっている方や、お墓参りに行かれてお気づきの際には是非一度ご相談下さい。

 

今回も弊社にご相談いただき誠にありがとうございました。

お困りの時にはいつでもご連絡いただけたらと思います。

今後とも末永く宜しくお願い致します。