今治市別名地域の墓地にて、広島県在住のお客様よりお墓じまいのご依頼いただきました。
こんにちは。愛媛県内を中心にお墓の仕事をしています、青山今治店の村上です。
今回は、今治市別名地域の墓地にて、広島県のお客様よりお墓じまいのご依頼をいただきましたので、その時の様子をご紹介致します。
施工前後の様子
今治市別名墓地 お墓じまい (敷地は約4.8m×約3.6m 約17㎡)
ご相談の経緯と墓所の様子
弊社のホームページをご覧いただいたそうで、お墓じまいのお問い合わせをいただきました。
お客様は広島在住の方で、数日後にお墓参りをかねて今治市へ帰省するので一度現地を見てほしいとの事でした。
数日後、お客様に墓所をご案内いただきました。
お客様の墓所は約17㎡と広く、周りには木々があり管理がとても大変だったそうです。
一時期、11基ある先祖墓をまとめて管理やお参りがしやすいように改修工事も検討されたそうですが、すでにお骨は改葬されていたので「お骨も無いし、自分達がお参りできる間は残して、その後は解体しよう。」と、決断されたそうです。
お客様が帰省された日に墓地管理者にも立会いただきました。
どこまでを撤去するかや、最終的な仕上げの確認も出来ました。
土台部分をのけてしまうと、後ろから土砂が流れてくる恐れがあり、巻石より上を撤去する事となりました。
また、墓地管理者から「墓所内は草が生えないように、セメント仕上げでお願いします。」と、ご指示いただきました。
今回のような墓所では、御見積書を作成する前に墓地管理者と立会・確認しておく必要があります。
そうする事で、解体後のトラブルを防ぐ事に繋がります。
解体作業の様子~完成!!
搬入路が狭い事から、今回の解体工事では13tのラフタークレーンを使用しました。
クレーンから墓所までは約20m程の距離です。
ラフタークレーンを使用する事で、スムーズかつ安全な作業が出来ました。
解体工事当日には、広島県からお客様も帰省され「迅速で丁寧な作業に感謝します。」と、ありがたいお言葉をいただきました。
墓石の下にはお骨が無いとお聞きしていましたが、念の為に11基それぞれの下を掘らせていただきました。
解体後は、墓地管理者からご指示があったようにセメントで仕上げました。
セメントは、雨がたまらないように四方に傾斜をかけています。
お客様からは、「これで肩の荷が下りました。青山さんにお願いして良かったです。」と、お喜びいただく事が出来ました。
完了後の感想
近年、お墓じまいを考えられる方は全国的に増えています。
それに伴いお墓じまいでのトラブルも良く耳にするようになりました。
今回は、現地で直接お会いし打ち合わせが出来ましたが、遠方で帰省できない場合は資料をメールで送信したり郵送したりして確認をしています。
いずれにしても、解体後トラブルにならないように打ち合わせを重ねることが重要だと思います。
弊社では、お墓じまい後のトラブルが無いよう誠心誠意お手伝いをさせていただきます。
お墓じまいのご依頼をいただき誠にありがとうございました。
またお困りごとがありましたら何なりとご相談下さい。
今後とも末永く宜しくお願い致します。