大谷墓園墓地にて、インド産御影石と中国産御影石を組み合わせた、シンプルな洋型デザイン墓石を建立させていただきました。
こんにちは。愛媛県内を中心にお墓の仕事をしています、青山今治店の村上です。
今回は、今治市営大谷墓園墓地に、インド石と中国石を組み合わせたシンプルな洋型デザイン墓石が完成しましたので、ご紹介致します。
完成したお墓
洋型デザイン墓石 / インド産御影石
舞台組・霊標・石貼り / 中国産御影石
【敷地:約2m×約2m 約4㎡】
ご相談の経緯と墓所の様子
数年前にも一度ご来店下さったお客様で、「今回は思いついているのでお願いします。」と、ご家族で再度ご来店下さいました。
今治市営大谷墓園墓地を何十年も前に取得されていて、ご生前に墓石を建立されるご相談をいただきました。その為、ご夫婦様のご希望やご予算が明確で、設計や石のご提案もスムーズに出来ました。
こちらがご提案したカラー図面です。何度か変更も有りこのデザインになりました。
図面にはカラー図面の他にも寸法を記載していますが、実際に同じものを見ていただくよう心がけています。今回も大谷墓園墓地15区で同じようなデザインや、同じ石種をご覧いただきご説明しました。
図面では感じる事が出来ない部分や、石種の違いなどもお客様自身の目で見てお決めいただきました。
その後、お客様の墓地も一緒に確認へ行きました。
6区は15区と同じ4㎡の敷地ですが、古くから有る区画で昔ながらの大きい和型が多い印象です。
右隣がたまたま洋墓だったという事も有り、お客様も洋墓を考えられるようになったそうです。
完成したお墓のご紹介
本体は、インド産御影石をお選びいただきました。インド石は硬質で吸水率が低く、ツヤ持ちも良い品質の高い石です。
それ以外の部分には、中国産御影石をお選びいただきました。インド石と中国石は同じグレー系の色合いで、相性もとても良いです。
お客様からも、「イメージしていた以上のお墓が出来て良かったです。」と、お褒めのお言葉をいただきました。
「本体は出来るだけシンプルで、高さが低い形が良い。」とのご希望で、2段重ねのデザインを採用されました。
棹石のデザインは、15区で実際に有ったデザインを気に入られ取り入れました。
下台と花立が一体になった作りで、シンプルで機能的なお墓になりました。
側面には水抜き穴も有り、ステンレス製花筒で水を入替るので衛生面もバッチリです。
香炉は、本体のデザインに合わせて高さを抑えたデザインです。
ステンレス製の香皿を手前に出してお参りが出来ます。お参りや掃除のしやすい香炉で、お客様からも好評です。
家紋は左右に彫刻させていただきました。
ちょうど花立の真ん中になるよう配置し、お客様のご要望で家紋もシンプルに仕上げました。
玉垣は最後まで付けるかどうか迷われましたが、こちらも高さを抑えたシンプルなデザインを気に入って下さいました。
石貼りの傾斜で流れてくるスミには、水がたまらない様に水抜き穴も開けています。
お客様からのご希望で、全面石貼り施工をさせていただきました。
滑らないように石の表面はバーナー仕上げになっています。アクセントで、足元の左右2枚だけは磨き仕上げです。
霊標は足元に置くデザインを採用されました。こちらも15区で見ていただき、気に入っていただいた部分です。
ご生前の為、標題だけ彫刻をさせていただきました。
完成後の感想
お客様からは、「理想のお墓が出来ました。ありがとうございました。」と、大変お喜びをいただく事が出来ました。
図面だけではなく、事前にデザインや石種の違いなどお客様自身の目でご確認いただいた事で、安心してお墓づくりをお任せいただけたように思います。
弊社にお墓のご相談をいただき、誠にありがとうございました。
今回のお客様のように、ご生前で自分達が眠る場所を考える方は年々増えています。一生に一度だからこそ、『自分達が納得のいくお墓をつくりたい。』と思うのは当然の事です。
弊社では、お墓の建立はもちろんですが、樹木葬墓地や永代供養塔などの幅広いご案内が出来ます。
是非一度ご相談下さい。